
長野県松本市をホームタウンとするプロサッカークラブの松本山雅FCが、花王のビオレ事業部と2020シーズンにおけるUV事業パートナー業務提携を締結した。期間は2月1日から来年1月31日まで。
松本市は、その地理や気候から紫外線量が日本一多いと言われているため、「健康寿命延伸都市」を掲げて紫外線予防の習慣化を呼びかけている。松本市はその一環として、2年前に花王の協力を得てホームゲーム観戦者への日焼け止めサンプリングを実施。今回の提携は、「クラブとしてもスポーツに携わる事業者として、皮膚がん早期予防啓発の重要性に着目していきたいことから、松本市のご紹介で花王のビオレ事業部さまとの提携に至った」と、松本山雅 営業本部長の柄澤深氏は語る。
具体的な施策として予定しているのは、ホームゲームの来場者に対する日焼け止めサンプリング(年2~3回)やUV対策啓発ブースの出展、日焼け止め商品の販売など。また、ユースアカデミー生とスポーツクラブ員に対し、加入特典としての日焼け止め配布やUV対策啓発講座も実施することで、ホームゲーム観戦者のみならず、幼稚園児から高校生の育成世代にまで、啓発事業を拡大していく考えだ。
「松本市、花王のビオレ事業部さま、松本山雅FCの三者が共同で事業推進を行うことに意義があると感じているので、お互いの役割を明確にしながら効果的に事業を推進していきたい」(柄澤氏)