
オズ・インターナショナル(東京・中央)が運営する、自己治療の為の医薬品通販サイト「アイジェネリックストアー」が、北海道夕張市のご当地キャラであるメロン熊を通し、夕張市へ1万枚のマスクを寄付した。
アイジェネリックストアーでは、比較的早期からサージカルマスクを大量に調達できており、2017年に花粉症をテーマにしたマスク関連商品でメロン熊とコラボしたつながりがあったことから、当時国内で感染拡大ペースが速かった北海道での感染拡大阻止につなげてほしいと寄付を打診。実際にメロン熊に高齢者施設や市役所へ足を運んでもらい、同サイトが寄付する旨を伝えながらマスクを配布してもらうことで、そのニュース記事が、マスクを探している医療機関や企業の目に留まればと考えた。
実施に際し、アイジェネリックストアー担当責任者の飯塚義稚氏は「単純に寄付して自己満足するにとどまらず、認知向上につながる話題づくりができるかを担保するのが難しかった」としながらも、「メロン熊を運営しているワカサ観光物産さまにも快諾してもらい、10カ所の施設を訪問してもらうことができた」と成果を述べる。
また、夕張市から正式な感謝状を受け取ったほか、メロン熊が運営しているInstagramやTwitterなどでもアイジェネリックストアーの名前が発信されたことで露出が増え、同活動だけではなく、サイト自体も認知が広がり、手応えを感じているという。