
ツナガルデザイン(東京・目黒)が、自社で展開する防音賃貸マンション「サウンドプルーフ」のプロモーションとして、ミュージシャンやYouTuber、ゲーマーなど、音に関するさまざまなクリエイターや企業とコラボしたプロジェクトを昨年12月より実施。特許取得の防音性能を備える賃貸マンションの活用シーンや魅力について紹介している。
プロジェクトの第一弾は「MUSIC編」。4組の若手ミュージシャンが実際に防音マンションの一室で演奏を行い、マンションを使ってみた感想や演奏シーンを撮影した動画を公式サイト上で公開。また、アーティストのインタビュー記事なども掲載した。
同社は一連のプロモーションを通してブランドの認知向上をねらっており、その手ごたえについて、ブランディング担当者は「Web媒体や新聞といったメディアへの掲載や、取材の申し込みが数件あった」と語る。
もともとは「音楽マンション」という位置づけでイメージ訴求を行っていたが、昨年8月に「エンターテイメントマンション」として大きくリブランディング。20歳代半ばから40歳代前半の男女をターゲットに、音楽のみならず、ホームシアターや動画の宅録、ゲーム配信などのさまざまなエンターテイメントが時間帯を気にせず楽しめるとした。
リブランディング後、問い合わせ数は毎月平均10件以上、月によっては前年比200~300%に。最も苦労したのはリブランディングに社内理解を得ることだったが、社員全員でカスタマージャーニーワークショップなどを行い、説得に至った。