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販促会議 企画コンペティション

第1回~第11回までの歴代グランプリ企画を振り返る

2010年の第1回から2019年の第11回までの10年間で応募された企画の総数は、2万4652本。審査は、応募者の氏名はもちろん、所属やふだんの職業などバックグラウンドはすべて伏せて行われる。ふたを開けてみれば、広告主企業や学生が受賞した年も。企画に肩書は一切関係ない。ぜひここに名を連ねてほしい。

日本コカ・コーラ
「シークレット・メッセージ」

菊池雄也氏、森康成氏

課題内容

ティーンのコカ・コーラ飲用者、飲用頻度の拡大につながるプロモーション

「コカ・コーラ」と同じ色のインクのペンを商品に添え、ペットボトルにメッセージを書き込んでもらうアイデア。中身とメッセージが重なっているときは内容が見えないが、ボトルが空になるにつれて、メッセージが現れる仕組み。「大切な人に向けたメッセージを、『コカ・コーラ』ボトルに書いて、渡す」という行動を促し、「コカ・コーラを贈る=HAPPY」というポジションの獲得をねらった。


朝日新聞社
「朝日新聞バトラー」

大藤清佳氏、中間理一郎氏

課題内容

親子で朝日新聞を読みたくなるプロモーションアイデア

「朝日新聞」紙面をスマートフォンで撮影すると、記事の内容によって強さの異なるモンスターが生まれ、仲間同士でモンスターを戦わせられるゲームを企画。日ごろからニュースに接する保護者が子どもに記事を勧めたり、反対に、子どもが強いモンスターを生み出せそうな記事を保護者に尋ねたり。「新聞」を軸に会話を生み出し、親子で新聞に向き合うきっかけをつくる。


朝日新聞社
「最後の紙贈り」

宮原広志氏、冨永敬氏

課題内容

「新社会人が朝日新聞を購読したくなる」プロモーションアイデア

「朝日新聞」を「新社会人になった子どもへの最後の贈り物」と位置づけ、社会に出て最初の誕生日に、「親からの手紙」「生まれた日の新聞」「最新の新聞」を届ける企画。さらにその3カ月後、「親離れ推奨チラシ」を送り、本人の支払いによる購読を勧める。習慣化を経て、購読を続けてもらうことを企図した。


富士フイルム
「365(サンロクゴ)チェキ!」

滝澤啓太氏

課題内容

インスタント・カメラ「チェキ」の購買を喚起させる企画

赤ちゃんが生まれた日から、365日間の成長記録をインスタントカメラ「チェキ」で残せるキットを開発、販売するアイデア。1年間使い続けてもらい、製品使用を習慣化する狙いがある。あわせて、キットの購入者から写真を募り、子どもたちの365日間を一列に並べる写真展も企画に含めた。結婚や還暦祝い、ペットの記録など、出産以外での応用も。


ドミノ・ピザ ジャパン
「おいしい欠席」

高阪まどか氏、米澤雅晃氏、吉澤香織氏

課題内容

ドミノ・ピザのネット注文数を増やすアイデア

「欠席するときはドミノ・ピザ」という行動を習慣にしてもらおう、というアイデア。パーティにどうしても行けない場合などに、「また誘ってね」といったメッセージと、欠席者の顔写真を添えて配達するサービスを展開する。大人数で楽しむ場面で、欠席者が、ほかの参加者に食べてもらうために注文する、という新たな購入機会を発見した。


養命酒製造
「本命酒」

西岡和也氏、時井統子氏、松本卓也氏、畠山侑子氏、川波朋子氏、原田信宏氏、柴田悠香氏、井町雅一氏

課題内容

40歳代のお母さんが「薬用養命酒」を試してみたくなる企画

受験を控える子どもを持つ母親層をターゲットに、商品を通じて「合格」の願かけができるとアピールする企画。外箱に合格の象徴、桜の花びらをあしらい、ボトルには志望校名を書き込める絵馬風デザインのラベルを貼る。受験生の母親が集うコミュニティサイトや、期間限定カフェなどの展開も想定した。


NTTソルマーレ コミックシーモア
「まわシーモア読み」

高谷明里氏

課題内容

電子書籍を利用したことのない20歳代~30歳代の男女が、思わず電子書籍を買いたくなるプロモーション企画

電子書籍を手軽に「まわし読み」できるようにする企画。「気に入った作品はシェアしたくなる」という読者のインサイトをとらえ、電子書籍に触れるきっかけを生み出す。


大日本除虫菊
「"えとりかえ"虫コナーズ」

サーダティ偉伊佐氏、森安崇氏

課題内容

「虫コナーズ」を、毎年忘れずに定期購入してもらうための企画

「虫コナーズ」に、干支をモチーフにしたカバーをかぶせ、「1年が経過したことを自然に伝える」というアイデア。防虫剤は存在感の薄さが価値のひとつだが、かわいらしく、1年の経過を知らせる「干支」を活用することで、逆に存在感を高め、購入の必要性に気づきやすくした。


有楽製菓
「ブラックサンダー エクスチェンジ」

佐中美菜氏、中川咲子氏

課題内容

ブラックサンダーをもっと多くの方に食べてもらうための企画

訪日外国人客をターゲットに、国内での買い物などで余った、空港内で両替できない日本円の小銭と、有楽製菓のチョコレート菓子「ブラックサンダー」を交換するブースを出す企画。自然と商品を買うような状況をつくっただけでなく、施策自体がニュースになり得る点も評価された。


牛乳石鹼共進社
「SkinLife for School」

清水陽介氏

課題内容

女子高生が友達にスキンライフをお勧めしたくなるアイデア

牛乳石鹼共進社の「スキンライフ 薬用化粧水」を、女子高生が友人に勧めたくなるアイデアとしてグランプリに輝いたのは、「ペン型ケースに入れる」という企画。学校になじむ形態のパッケージにすれば教室に持ち込みやすくなる。友人やクラスメイトを通じ、日常会話の中で「スキンライフ」が自然と認知されていくことを狙った。



《第12回「販促コンペ」へのリンクはこちら

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