ショートムービープラットフォーム「TikTok」は2月8日から14日にかけ、東京・渋谷の老舗甘栗店「天津甘栗」とコラボレーションした、バレンタインキャンペーンを実施した。
起用したのは、お笑いコンビFUJIWARA(藤本敏史、原西孝幸)。企画内容は、スマートフォンアプリ「TikTok」をダウンロードして「天津甘栗」店舗に行くと、FUJIWARAの動画が見られる二次元コード付きの甘栗がもらえるというもの。
2月10日からは、渋谷の街頭にFUJIWARA藤本さんのポスター55種300枚を掲出。ポスターには「マロンチックなバレンタインにしよう」「なんで俺にこの仕事来たんやろ。」といったキャッチフレーズを載せ、幅広いメディアに取り上げられた。また、同11日〜14日には、「天津甘栗」店舗の外装をキャンペーン仕様に改装した。
目的は、TikTokの「若者向け」というイメージを刷新し、幅広い世代に楽しまれていることをアピールすること。「天津甘栗」に来店した人からは、「イベント自体が面白い」「いつも栗を買っているけれど、写真を撮りにきた」「フジモンを元気づけるなら面白い」といった声が聞かれたという。
そのほか、藤本さんのパッケージの甘栗を受け取って笑顔をこぼしたり、写真に撮影してソーシャルメディアに投稿したりといった様子も見られた。また、「TikTokがすごく好き」と言って店を訪れた外国からの来店客もいた。TikTokマーケティング本部の竹之内氏は「幅広い世代やジェンダーのみなさまにお楽しみいただけました。広告表現として面白く、ツッコミが入る、またキャンペーンに接触した人にポジティブになってもらえる内容を意識しました」と振り返る。
アプリ「TikTok」でも、2月1日から15日にかけては、「#TikTokバレンタイン」と題し、プレゼント企画やバレンタインにまつわるアンケートを実施。オンライン、オフライン双方でキャンペーンを盛り上げた。