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これからの“売れる・買う”を学ぶこと

写真をコミュニケーション手段のひとつとしてとらえる

福山大夢(崇城大学)

「スマホネイティブ」や「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代は、なぜいま「売れる・買う」について学ぶのか。彼ら・彼女らは日々何を考え、どんな未来を描いているのか。未来を担っていく大学院生の視野に迫る連載です。

現在行っている研究について教えてください

「被写体としての実像と虚像の表現の相違─鏡と写真の関係の再構築のための基礎研究─」というテーマで研究をしています。主な研究の内容は「鏡」を使用した撮影と、それに伴う視覚的効果についての検証とその応用です。最近では鏡面の「手すり」を用いて、社会的動向や被写体としての共感性に注目し、活動を行っています。

なぜ、その研究をしようと思ったのですか?

現在、写真と鏡の関係は大きな過渡期を迎えています。従来の一眼レフカメラで、ファインダーに像を届けていた鏡は、技術の進歩に伴うカメラのミラーレス化により不要となりました。一方で写真の特性と鏡の特性には多くの共通点があったため、写真と鏡の関係を終わらせるのではなく再構築するということに魅力を感じて研究をしようと思いました …

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