これからの接客の可能性 分身ロボが生むコミュニケーション
かつて、『人は見た目が9割』と題した新書がベストセラーとなった。コミュニケーションは言葉だけによらず、むしろ、声の調子や表情、ふるまいのほうが情報として重視されることがわかっている。では、見た目がロボットだったら──。
デジタルとの相乗効果 接客の最前線
通販を除けば、実店舗がほとんど唯一のチャネルだった時代もいまは昔。消費者の購買行動と、チャネルが多様化するなか、実店舗ならではの「個性」が必要だ。“人”で良し悪しが決まる「接客」は、その筆頭に挙げられるだろう。ここでは、その時代に対応し、接客力向上を目指すコンテストについて紹介する。
第7回全国ゲストオペレーター接客応対コンテストのようす。コンテストの内容と出場者へのインタビューは、社内イントラや社内報に掲載し、モチベーション向上につなげている
ヤマト運輸は、ゲストオペレーター(宅急便センターで荷物の受付やサービスのご案内をする社員)と、集配業務を担うドライバーの接客応対力向上を目的として、それぞれ「全国ゲストオペレーター接客応対コンテスト」、「全国セールスドライバー接客応対コンテスト」を開催している …