通販を除けば、実店舗がほとんど唯一のチャネルだった時代もいまは昔。消費者の購買行動と、チャネルが多様化するなか、実店舗ならではの「個性」が必要だ。“人”で良し悪しが決まる「接客」は、その筆頭に挙げられるだろう。ここでは、その時代に対応し、接客力向上を目指すコンテストについて紹介する。
動画審査で参加のハードル下げる 優勝者の店舗は満足度向上
全国29店舗を展開するオーダーメイド枕の店「まくらぼ」を運営するFutonto(東京・町田)は1月16日、「第24回まくらぼ社内接客ロールプレイング大会」を開催した。
大会はトーナメント制。決勝戦以外は動画での審査を導入し、各出場者が録画した接客ロールプレイングのもようを、審査員が視聴して評価する形式を採用している。時間や地域に縛られない大会参加が可能だ。
Web検索や口コミなど、来店前に情報を調べ、商品比較をすることも珍しくない現代に...
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