これからの接客の可能性 分身ロボが生むコミュニケーション
かつて、『人は見た目が9割』と題した新書がベストセラーとなった。コミュニケーションは言葉だけによらず、むしろ、声の調子や表情、ふるまいのほうが情報として重視されることがわかっている。では、見た目がロボットだったら──。
デジタルとの相乗効果 接客の最前線
「未来日本酒店/KUBOTA SAKE BAR」は、気軽に日本酒が楽しめるよう、従来の日本酒のイメージを払拭し、新しい楽しみ方を提案する店舗。接客を前提とした店舗のため、スタッフの知識やスキルは常に高めているという。
●AI味覚判定サービスを活用したコミュニケーション
●知識を深めるため、新商品入荷時にはスタッフで試飲・交流会を
●店舗として顧客と酒蔵をつなぐ
写真手前がBARエリアで、写真奥がショップエリア。豊富な種類の日本酒を取り揃えている。
朝日酒造(新潟・長岡)と未来酒店(東京・渋谷)が運営するSAKEセレクトショップ&BAR「未来日本酒店/KUBOTA SAKE BAR」は、昨年11月に開業した「渋谷PARCO」の地下1階にある。
同店は豊富な日本酒を販売するほか、日本酒やおつまみを楽しめるバー「KUBOTA SAKE BAR」を併設。バーでは、朝日酒造の日本酒ブランド「久保田」が楽しめる。
日本酒販売時の要となるのは、未来酒店の提供するAI(人工知能)を用いた日本酒の味覚判定サービス「YUMMY SAKE」だ …