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THE CITY BEYOND CITIES

ロンドンでも流行 タピオカティー

小西純子

英国と日本には共通点がある。島国で、人口密度が高い。かたや武士道、かたや騎士道。象徴君主を置き、お茶が好き。全く異なる点もあるが、英国のいまは、ヒントになるだろう。現地からのレポートをお送りする。

主にソーホーやチャイナタウンに点在するバブルティー(タピオカティー)の店。寒い冬でも客足が絶えない。

人種の坩堝(るつぼ)であり、世界中から多様な人と文化が集まるロンドンでは、常に新たなトレンドが生まれている。近年、東ヨーロッパやアフリカ、アジアからの移民が増えるに従い、街中にあるレストランもぐんと多国籍になった。

伝統を大切にする英国人像は、ともすれば保守的で流行を追うイメージからは遠いが、ロンドンっ子はとても流行りものが好きだ。最近のトレンドをいくつか紹介しよう。

ロンドンでも流行 タピオカティー

日本でも流行中のタピオカティーは、英語ではバブル(泡)ティーと呼ばれる。ロンドンでは5、6年ほど前から流行しており、2019年にも多くの店舗がオープンした。発祥の地、台湾から進出した「一芳」をはじめ、英国発の「Bubbleology」や「Chatime」といったチェーン店もあり、国内各都市に展開している。

メニューはミルクティーが主流だが、最近では抹茶味のほか、フルーツティーなど変わり種も人気だ。

ニューヨークの投資銀行から故郷のロンドンに移り、キャリアチェンジして「Bubbleology」を創業したアサド・カーン氏は、バブルティーを看板に「紅茶のスターバックス」を作ることを目指したという。同氏によれば、バブルティーはいわばフラペチーノのように、インスタ映えのする紅茶の新しい飲み方として英国内で広く受け入れられてきている。

紅茶は、英国人にとって馴染み深い一方、退屈な飲み物だったが、バブルティーなどの変化球によって、印象が変わりつつあるようだ …

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