サンスターと日本カルミックは9月26日、液体ハミガキ「ガム・デンタルリンス」の電動サーバーを企業に貸し出すサービスを開始した。当面の対象は首都圏の企業。今後3年間で5000台の設置を目指す。
商品名は「ガム・デンタルリンス電動サーバー」。サンスターが開発し、日本カルミックと共同で事業化した。サーバーを無料で貸し出し、消耗品である「デンタルリンス」を継続して購入してもらう仕組み。
オフィスへのサーバー設置を進める過程で、オフィスの洗面所やトイレの防臭・芳香剤レンタル事業を手がける日本カルミックとつながり、協業に至った。
サンスターの齋藤貴史部長(特販営業部)は、「テスト設置した企業での評価は非常に高い」と話す。利用者からは、「職場の魅力がアップした」「今後も使いたい」という意見が寄せられたという。
「『オフィスでオーラルケア』が企業の健康経営に貢献することを伝え、働く人をひとりでも多く、健康にしていきたいと考えています。そのためにも多くの企業に採用していただけるよう、今後も日本カルミックと共同で、さまざまな販促策に取り組んでいきます」(齋藤氏)