
寝具販売のコアラ・スリープ・ジャパンは、企業向けのマットレス商品の体験イベントを実施した。期間は9月3日から9月23日までで、9企業58人が参加した。9月22、23日の両日は一般消費者向けにも公開した。
「ぐぅ~すCARお昼寝デリバリー」と題した企画。マットレスを積んだワンボックスカーで、15分~20分ほどの仮眠が取れる。労働効率向上などを目的とした「昼寝」ニーズを背景に実施した。
同企画には、音響機器メーカーのボーズや、業務用アロマディフューザーなどを販売するアットアロマら7社が参画。遮音性や香りなど安眠できる環境づくりに協力した。体験者からは「仮眠時間が一瞬に感じた」などの感想が寄せられたという。
「事前に行った企業へのヒアリングでは、昼に仮眠を取ることへの関心があることや、必要性の高さについて認知されていることがわかった。他方、スペースの確保がハードルとなっている企業が多く、今回の企画実施への後押しとなった」(コアラ・スリープ・ジャパン マーケティングPRマネージャーの恵古涼夏氏)
東京都内の企業200社に車両の派遣を提案していた。「プレスリリースを見て関西の企業からも連絡があった。定期的に実施したり、東京都以外のエリアへ展開したりできる可能性を感じている」(同)