
関西国際空港は9月20日、開港25周年の記念イベント「KIX25周年・空の日イベント」を開催した。参加者数は約500人。
ターゲットは旅客や従業員を含む空港の利用者や、その子どもに設定した。イベントを通じて関空への興味を喚起し、将来、空港・航空業界に関心を持ってもらうきっかけづくりも兼ねている。
イベントは2部構成。第1部の「25周年・空のセレモニー」では、関西エアポートグループの公式キャラクター「そらやん」が参加するグリーティング(挨拶)や、小学生記者による空港、航空業界で働く職員へのインタビュー・トークショーを実施した。
第2部「空の日イベント」では、就航する航空会社の制服を着用できる撮影会や、「折り紙ヒコーキ教室」を開催。会場には開港からの25年の歴史がわかるミュージアムやモニュメントも併設した。
関空を運営する関西エアポートの高野勝己氏(企画・管理部コーポレートコミュニケーションズ)は、「利用者への日ごろの感謝を表すとともに、従業員のロイヤルティの向上を目指しました。ターミナルという場所による制限があり、また平日の実施ということで、円滑にイベントを実施できるよう注意しました」と話す。