11月ともなれば、例年、メディア各社からその年のヒット商品ランキングが発表される。やはり、新元号の「令和」関連グッズは外せないだろうし、まだ記憶に新しい「ラグビーW杯」もランキング入りするだろう。エンタメなら、興行収入130億円を突破した新海誠監督の『天気の子』を置いては語れない。
そんな中、ちょっと変わり種として注目されるのが、ロート製薬のボディソープ「デオコ 薬用ボディクレンズ」である。
──と言っても、大半の人はピンとこないだろう。ならば、こう言い換えてみたらどうか。「おっさんがJKの匂いになれるボディソープ」──ほら、聞いたことがあるでしょ?一時、SNSで話題になったアレだ。
本来は、中高年女性を対象に開発された商品だ。おじさんはよく「加齢臭」と言われるが、女性の場合は、年齢を重ねるごとに、若いころ特有のピーチやココナッツのような甘い香りが失われるという …
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