サントリービールは10月15日、ノンアルコールビールテイスト飲料ブランド「オールフリー」で、「休肝日お試しパック」を数量限定で発売する。「オールフリー」を用いた休肝日の習慣化を促し、ビールを愛飲する人の飲用機会拡大を狙う。
「多くの人にとって休肝日は"お酒を飲まない日"。"ノンアルコールビールテイスト飲料を飲む日"ではありません。つまり、多くの人にとって、"休肝日は我慢の日"ということ。『オールフリー』は我慢せずにビール味を楽しめるブランドです。この商品だからこそ提供できる価値を届けられる企画を考えました」(マーケティング本部 ブランド戦略部 畑中和也氏)
サントリービールは、ノンアルコールビールテイスト飲料が10月の消費税増税で軽減税率の対象となることを受け、消費者調査を実施。回答者の4割が「消費税増税をきっかけに、休肝日をつくる機会およびノンアルコールビールテイスト飲料の飲用頻度が増える」とした。そこで、消費税増税は、ノンアルコールビールテイスト飲料にとって需要拡大のチャンスととらえ、今回の企画に至ったという。
10月~12月の販売目標は、前年同期比で15%増。すでに9月上旬~10月中旬製造分の「オールフリー」は、缶裏面に「休肝日はオールフリーの日」と記載した「オールフリー 休肝日デザイン缶」として出荷している。
1週間分の「休肝日お試しパック」は、6缶パックにもう1缶を付けた計7缶で展開。同日から「オールフリー」ブランドの購入で「LINEポイント」が当たるキャンペーンも実施し、購入促進を図る。