
「青い鳥症候群」は不適当なプロセスとも言えそうだ
(写真=123RF)
販促をして商品が売れると、ときに「しなくても売れたのでは?」という疑問が浮かびはしませんか。仏教では「すべての人間は仏の性質を持つ」と説きますが、であれば、なんのために修行をするのでしょう。
この疑問はいったん措くとして、『青い鳥』(メーテルリンク)という物語があります。貧しい二人の兄妹が「幸せの青い鳥」を探し、「思い出の国」や「夜の世界」、「幸せの国」などを巡って、さまざまな経験をします。
そして場所場所で青い鳥を捕まえるのですが、家に持って帰るとそれは黒い鳥になったり、死んでしまったりするのです。結局二人は青い鳥を捕まえられず、家に帰ります。
すると、前から飼っていた鳥が美しい青色をしている。そこで二人は、こんな近くに青い鳥がいたことに初めて気づくのです …
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