東急百貨店本店(東京・渋谷)がローソンとタイアップした「からあげクンBAR」を屋上にて開催した。目標1500人のところ、その倍となる3000人以上が来場。期間は、ゴールデンウイークを含む4月15日~5月6日の計22日間。
ローソンオリジナル商品の「からあげクン」を使用した創作料理や、平成年代に発売したフレーバーと令和に改元して以降、発売するフレーバーを同時に楽しめる「平成・令和セット」といったオリジナルメニューを提供した。コンビニ商品として身近な存在である「からあげクン」を、百貨店イベントとして特別感が出せるよう工夫した。
また、クラフトビールメーカーのヤッホーブルーイングが5月21日に発売した新商品「僕ビール、君ビール。満天クライマー」を先行販売するなど、アルコールも用意した。若い男女やファミリー層を中心に、平日には仕事帰りの会社員にも立ち寄ってもらえるよう意識したという。
ローソンとのコラボに至った経緯について、東急百貨店本店の高山拓也氏(店舗販売推進部本店販売推進主任)は、「東急百貨店本店には話題性と新たなお客さまの獲得という目的が、ローソンさまとしては『からあげクン』の召し上がり方や楽しみ方の幅を広げ、その価値を上げるという目的があった。両社の思惑が一致したことで初めてのコラボが実現した」と話す。マスメディアやSNSを中心に話題になり、Twitterの投稿には最高で約4800いいね、約2500リツイートがついたという。