AKIBA観光協議会主催のeスポーツイベント「AKIHABARA E-GST(アキハバライージスト)vol.1~格ゲーしようぜ~」にのべ1万人が来場した。開催は4月29、30日の両日。目標来場者数は4000人だった。企画は、商品企画・製造やイベント事業などを手がけるインドア(東京・千代田)。
競技性を強く意識した一般的なeスポーツイベントとの差異化を図り、来場者にゲームが持つ楽しさを感じてもらうことを主眼とした。著名な格闘ゲーム6タイトルに絞ったトーナメント形式の対戦を実施したほか、希少性の高いものを含むアーケードゲームの筐体を全国から約100台レンタルし、入場料1000円で終日遊び放題の「ゲーセンコーナー」を設置。さらに秋葉原エリア内の企業で企画から醸造までのすべてを行った「AKIBAビール」を販売したりと、ゲームプレイの実力に限らず楽しめる内容を提供した。
メイン会場は「ベルサール秋葉原」で、予選会場を秋葉原エリアの電機店に設定。街の回遊も促した。
開催後の反響について、インドアの小林秀氏(PR/新規事業 マネージャー)は、「ソーシャルメディアでは2回めの開催を楽しみにしている人が大変多く見られました。次回に向けてのスポンサードのお話や、イベント共同制作などの問い合わせも多くいただいている」と話す。次回開催は検討中という。
AKIBA観光協議会とインドアは昨年から、街を盛り上げる施策として「秋フェス」を開催しており、「アキハバライージスト」はその派生イベントという位置づけ。