
ジョンソン・エンド・ジョンソンは4月11日〜15日にかけ、新商品「リステリン ウォータリータブレット」のプロモーションとして、「MATCHBOX(マッチボックス)」と題した体験型イベントを開催した。会場のレストラン「PAVILION」(東京・目黒)に約400人が来場した。
「MATCHBOX」は出会いと火を着けるマッチをかけたネーミングで、カップルで楽しめる二段じかけのイべント。マッチ箱をモチーフとしたブースに入れるかどうかが最初のハードルで、左右両側面に取り付けられたにおいセンサーに各々が息を吹きかけ、「キレイな息」と判定される必要がある。第二段階は、十数センチメートルほどに接近する「MATCHBOX」内部で、互いの背中側の壁に手をつき、センサーで気持ちの高まりを計測する。
マッチ度80%未満の場合は、店内のリザーブシート限定5席の利用権とマッチ度に応じてオリジナルカクテルを割り引きに。80%以上は屋外のプレミアムシート3席の利用券と、オリジナルカクテルが無料となる。
「息がキレイか」の判定前には「リステリン ウォータリータブレット」を配布。イべントの過程に商品を試す機会を設け、ふだんマウスウォッシュを使用していない人にもブランド認知を促した。ターゲットは情報感度の高いミレニアル世代(1981年〜1996年生まれの人)。
消費者やWebメディアを起点とする話題づくりを目指したところ、訴求ターゲットに親和性の高いメディアでの掲載や、Instagramを中心としたソーシャルメディアでの露出により、話題化した。来場者からは「友人がSNSに投稿しているのを見て来た」との声も聞かれたという。