
小田急百貨店は5月10日から12日にかけ、町田店で「コスメ下取りキャンペーン」を実施した。不要になった化粧品を、館内1階正面玄関前の特設カウンターで渡すと、「コスメお買物券(500円)」と交換できる。対象売り場で、3000円以上の化粧品を買うごとに1枚、利用可能。3日間で、目標来場者数1000人を上回る約1500人が来場し、引き取り点数も目標の2500点を大幅に超えた。
下取り対象としたのは、百貨店で販売する化粧品、いわゆる「デパコス」以外も含む、すべての化粧品。
町田店は13年ぶりの大規模改装を経て、2019年3月1日にリニューアルオープンした。「これに伴い、町田店の化粧品売り場のブランドラインナップは多摩地区最大級に。今回のキャンペーンは、より幅広い層のお客さまに知っていただくきっかけを作るために企画しました」(小田急百貨店 町田店営業部 販売促進担当・石田亘マネジャー)
既存顧客以外にも、これまで百貨店の化粧品売り場の利用経験の少ない、20歳代~30歳代の女性を新規顧客としてターゲットに設定した。
新規顧客もターゲットとしたため、ふだん主に告知に用いる折込チラシのほか、屋外広告に出稿したり、フライヤーを撒いたりした。さらに、産学連携でかかわりのある店舗近隣の大学にも、告知への協力を依頼したという。