韓国発のメイクアップブランド「ETUDE HOUSE(エチュードハウス)」は5月1日、「パーソナルカラーサービス」を開始した。実施店舗を全国35店舗中11店舗と拡大し、本格的にスタート。有料化での提供を始めた。
本サービスは、「数あるカラーコスメの中から自分に合ったカラー、より魅力的な自分を引き出せるカラーを選んでもらいたい」(エチュード事業部マーケティング・金原美由希氏)と企画。サービスの提供を通じて、ブランドおよびサービスの認知度向上を目指す。
「パーソナルカラー」とは、「一人ひとりの生まれ持った色(肌・髪・瞳など)と雰囲気が調和した、似合う色のことを指します」(金原氏)。店頭で自社開発した肌測定器とカラードレープ(色診断用の色のついた布)を用いて、来店客のパーソナルカラーを診断。さらに結果に適したメイクを施す。5月末までの期間限定プロモーションとして、パーソナルカラー診断をした人には10%割引した価格で商品を販売する。
同様のサービスはすでに韓国をはじめ東南アジア諸国の店舗で展開されている。日本でのサービス開始にあたっては、まず日本人の肌トーンを分析。その後商品をパーソナルカラーに分類したり、スタッフの教育を行うなどして、実現に至った。
今後はエチュードハウスの公式店舗全店に拡大する予定。また、近隣に店舗がない場合でも自己診断できるよう、公式オンラインショップを通して提供可能なコンテンツの開発を進めており、どちらも年内のサービス提供開始を目指している。