日本一のショッピング街、銀座。古くから人でにぎわうこの街が、「平成」が終わるいまでも、人をひきつけ続けているのはなぜだろうか。日比谷や日本橋も含めた銀座エリアでは、新たな店舗が続々とオープンする一方、創業100年を超える老舗も、時代の変化に伴い、新たな集客アイデアを取り入れている。歴史性と先端性が高め合うこの街にこそ、販促のヒントが溢れているはず。老舗と最先端が両立する銀座エリア、その集客力の秘密を探る。

「ここ滋賀」は、2017年10月のオープンから1年で約57万人が来店し、1億7650万円を売り上げた滋賀県のアンテナショップだ。国外からの来館者は全体の1%未満といい、2020年の東京オリンピックを踏まえると、伸びしろは充分にあると言える。
「最大の魅力はイベントの多さ」だとここ滋賀日本橋オフィスの明石清孝氏は話す。18年10月29日から11月4日にかけては、周年事業「ここ滋賀 1st ANNIVERSARY ー大感謝祭ー」(主催=滋賀県)を開催した …
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