日本一のショッピング街、銀座。古くから人でにぎわうこの街が、「平成」が終わるいまでも、人をひきつけ続けているのはなぜだろうか。日比谷や日本橋も含めた銀座エリアでは、新たな店舗が続々とオープンする一方、創業100年を超える老舗も、時代の変化に伴い、新たな集客アイデアを取り入れている。歴史性と先端性が高め合うこの街にこそ、販促のヒントが溢れているはず。老舗と最先端が両立する銀座エリア、その集客力の秘密を探る。

1930年創業の銀座三越は、銀座中央通りと晴海通りが交差する4つ角のひとつに位置する。年間約2100万人が訪れる、この老舗百貨店がいま、特に力を入れるのは、若年層と外国人旅行客へのアプローチだ。
中でも国内の若年層をターゲットに、FacebookやLINE、InstagramといったSNS施策に注力している …
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