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経営トップ 販促発想の着眼点

ネット→店頭→海外 3段階の販売スキーム

VIDAN

ユニークかつ効果的なプロモーションを展開する企業のトップに、どのような視点で販促を考え、展開しているのかを聞く。

VIDAN 代表取締役社長CEO
福島亮氏

2002年岡山にて家業に従事。05年、メディアプランニング入社、07年に同社の代表取締役社長就任。08年、VIDANの前身となるサイクルーズ代表取締役就任。13年、高級日系スーパーGL Plaza上海(全洲超市)董事就任。14年、GL-Plazaジャパン取締役就任。17年、VIDAN設立。

初年度売上5億円達成 今年度は10~12億円を見込む

男性用加圧シャツや女性用ナイトブラなどを製造・販売するVIDANは2017年6月に設立。初年度(2018年5月期)で売上5億円を達成し、2019年5月期は10~12億円を見込む。

VIDANの福島亮社長は「当社の基本的なマーケティング戦略は、商品をローンチさせると、まずインターネット広告で"火"をつけてECの販売実績を上げます。その実績を背景に量販店で全国的に販売し、そうした日本での売上実績をもとに海外で展開するという、EC→量販店→海外という3段階を取っています」と話す。

現在、加圧シャツはECと店頭で販売、ナイトブラはECで販売中だ。

同社の主力商品である加圧シャツ「THE GHOST」は、サウナスーツの機能を持たせ、高い気密性と保温効果により、発汗性を最大限に発揮できるようにした。「THE BEAST」などのシリーズ商品と合わせて、2017年の発売開始以降、これまで累計20万枚以上を販売している。価格はそれぞれ3980円(税別)。30歳代~50歳代がメインユーザー層だ。

一方、女性用のナイトブラ「Moriage」は2018年11月に販売を開始した新商品だ。就寝時に着けても、ノンワイヤーなのでバストに余計な負担を与えることなく、寄せたい部位をムダなく寄せて、バストを盛り上げる効果があるという。出産後の30歳代女性を中心に人気を呼び、月間およそ1万5000枚が売れている …

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