カネボウ化粧品は、化粧品ブランド「コフレドール」のプロモーションとして、2月と3月に発売する新商品の体験イベントを開催した。
会場はイベントスペース「Zero Base表参道」で、実施期間は1月30日~2月3日。当初の来場目標5日間で1120人に対し、1475人が訪れた。
対象の商品は2月発売の化粧下地「カラースキンプライマーUV」リクイドファンデーション「リフォルムグロウ リクイドUV」と、3月発売の口紅「スキンシンクロルージュ」だ。
イベントのテーマは「"Be Playful"~私らしく肌を操る~」。ターゲットは20歳代~30歳代で、これまで試したことのない新しいメイクを体験する機会を提供することが目的だ。
カネボウ化粧品では、単に新商品を試せるというだけでは、面白みに欠ける上、来場のきっかけにはならないと判断。会場の入口ではタブレットのカメラ機能を用い、肌を「ブルーベース」と「イエローべース」に判定したり、自分の隠れキャラを見つける「心理分析」を実施した。
来場者には、この診断結果をもとに、適した商品を提案した。
またソーシャルメディアでのキャンペーンも実施。イベントの様子や体験した感想を、指定のハッシュタグを添えて投稿すると、先着でオリジナルメイク巾着ポーチをプレゼントするという企画だ。
カネボウ化粧品によると、来場者の半数以上が商品情報や感想を投稿した。内容は、会場で無料提供したメイクアップアーティストによるメイクサービスも相まって、従来の施策と比べ、満足度が高い投稿が多かったという。
カネボウ化粧品は今後も、メイクのシミュレーションソフトなどを活用しながら、体験型イベントを提供する考え。