「東急ハンズ渋谷店」は2月4日~14日、福島県の手工芸品を展示、販売するイベント「FROM FUKUSHIMA 魅せる福島のものづくり」を実施した。東日本大震災で被災した福島県の事業者のマッチングを支援する「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」との共同企画。
容量180リットルの巨大なリュックサックなどを扱う「キャニオンワークス」(福島・いわき)や、2018年度のグッドデザイン賞を受賞した「福の小みやげ」を販売する「GNS」(福島・二本松)など14事業者が参加した。
ターゲットは首都圏の消費者や訪日観光客。なかでも、「キャニオンワークス」のブランド「CWF」は販売が好調のため、「東急ハンズ渋谷店」のバッグ売り場は、継続取引の打診をしているという。
イベント開催は、「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」が2018年10月、福島県会津市で開催した交流会がきっかけ。震災をきっかけに若返りが進んでいる農家と食品関連企業が連携した取り組みなどを見て、地方との協業に積極的な東急ハンズが関心を寄せた。