販売促進の専門メディア

           

テクノロジーとインサイトで描く マーケティングの未来予想図

実店舗の売場でデジタルトランスフォーメーションを実現するには?

尾高陽介氏(大日本印刷)

今月のテーマは

「AI活用デジタル什器」

実店舗の売り場に求められる接客・販促施策の課題

消費者の多様化やインターネットの発達により、販促施策は大きく変化しています。

実店舗の売場における販促施策は、POPなどのSPツールが主流で、データを利活用した施策は難しいのが実情です。売り場における情報をデジタル化し、消費者の購買体験を向上させることが求められています。

AIとセンサーを組み合わせた新時代のデジタル什器

SPツール制作のノウハウを生かし、「AI活用デジタル什器」を開発しました。SPツールとしての機能に加え、NTTコミュニケーションズの対話型自然言語解析AIエンジン「Communication Engine "COTOHA Virtual Assistant"(VA)」とセンサーを組み合わせた什器です。

AIのガイダンス機能では、一問一答ではなく、来店客の発言に応じた対話によるコミュニケーションを行うため、より自然な接客体験を提供できます。

またセンサーが来店客の売場での行動を把握することで、一人ひとりの来店客の属性や来店状況に応じた適切な情報を提供し、商品理解や購買促進を実現します。

さらに店舗やブランドなどの会員情報、デバイスの位置情報などと組み合わせれば、よりパーソナライズ化した店頭接客が可能になります …

あと56%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

テクノロジーとインサイトで描く マーケティングの未来予想図 の記事一覧

実店舗の売場でデジタルトランスフォーメーションを実現するには?(この記事です)
表記・表現の確認を正確かつ効率的に行いたい。その解決法とは?
「情報銀行」って?活用のモデルケース創出で活性化図る
実用化進む「バーチャルリアリティ」 省スペースで商品を疑似体験
データの時代だからこそ 新たな価値生む写真プリント
購買履歴データは統合して活用する時代へ
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する