前回は手短かに、日本でのバンド活動のいい面、悪い面について書きました。若いバンドマンともよく話すのですが、状況は厳しい。ライブハウス経営者も努力していますが、意見を交わす中で「日本の空気に反する」と出禁をくらったこともあります。
それでも、日本のアングラパンクシーンのあるべき姿について議論し続けるべきです。なぜならパンクの最も基本的な精神は、「汝の信ずるもののために戦え」だから。
さて今回のテーマは、パンクに不可欠なもうひとつのスピリット「DIY精神」です。
ネットが普及する前、アングラミュージックのプロモーションは、ファンがまとめたプライベートジン(✽1)や、口コミ、ストリートチーム(✽2)づたいで行うのが主流でした。
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