現在フロリダの大学院で薬学を学んでいる、ハワードめぐみといいます。フロリダに引っ越す前のシアトルの薬局での勤務のほか、こちらでの経験や米国の健康・医療事情などをつづっていければと思います。
さて、米国では薬局の役割、立地、人々の印象が日本とだいぶ違います。
たとえば、日本では「診察後に処方せんを持参し、薬を受け取る」のが日常的ですが、こちらでは慢性疾患の薬なら2回目以降は薬局で直接受け取れます。繰り返し使える「リフィル処方せん」というものがあって、これを出された人は、薬がなくなりそうになったら、薬局へ電話もしくはオンラインで注文し、カウンターで名前や生年月日を伝えて受け取る仕組みです …
あと64%