
フリーマーケットアプリを運営するメルカリ(東京・港)は11月21日、定額・匿名・補償付き配送サービス「らくらくメルカリ便」の発送受付を、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」でも始めた。
メルカリの月間利用者数は1000万人超、月間流通額は300億円を超えるなど、成長を続けている。発送窓口の拡大により、さらに取引を増やしたい考えだ。
「らくらくメルカリ便」は、メルカリと、「PUDOステーション」の運営元であるヤマト運輸(東京・中央)が2015年4月からを共同で開始したサービス。発送先が日本のどこでも同一料金で、配送時のトラブりによって中身が破損したり紛失したりしたばあいはメルカリが商品の代金や販売利益を全額補償するサービスだ。フリーマーケットアプリ「メルカリ」の使用を促すもので、今回はさらに、荷物の発送をいつでも行える「PUDO STATION」でも発送できるようにし、利便性を高めた。