
ライオンは10月23日から28日にかけ、「NONIO マウスウォッシュ」のボトルに貼るラベルをデザインできるイベント「MY ART NONIO WORKSHOP」を開催した。
6日間で、のべ3500人が来場。特に20~30歳代の若年層が目立った。デザインしたラベルはその場で印刷し、ボトルに貼って持ち帰れるようにした。会場は、イベントスペース「ゼロベース」(東京・港)。
アートをテーマにしたプロジェクト「NONIO ART WAVE」の一環で、市場では後発の「NONIO」の、若年層における認知度向上を図る狙い。体験者からは「自分の声が絵として見られるのは面白い」といった声があがった。
ラベルデザインに用いたのは「声」。マイクに向けて約1分間声を発すると、声量や音程に応じてディスプレーに模様が描かれる。模様の種類は4種類で、抽象的なものや、幾何学的なものなどがある。ディスプレーは会場1階に4基設置した。
デザインしたラベルは会場2階で受け取ることができ、その場で3種類の「NONIO マウスウォッシュ」から好きなものを選んで貼って持ち帰れるようにした。
「洗口液」の利用者は年齢層が高い傾向にあり、若年層に浸透していない課題がある。ラベルをデザインする体験を通じ、ブランド認知度と好意度の向上を図った。
また、同プロジェクトでは新進気鋭の若手アーティストとコラボした「NONIO」オリジナルアートパッケージを数量限定にて発売している。さらに「NONIO ART WAVE AWARD 2019」では、若手アーティストから作品を募集中。形式は写真やイラストレーション、絵画など。
優秀作は「NONIO」のパッケージに採用するほか、賞金と、作品を展示・販売・発表する機会も提供する。募集期間は来年1月18日まで。
