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デジタル時代に顧客とつながる顧客シフト戦略

店舗にオンライン販路持たせる 売上高を2割高める事例も

「買物代行コンシェルジュサービス」

自分の代わりに店に行き、ネットカタログで指定した商品を自宅に届けてくれる─そんな「買物代行コンシェルジュサービス」がある。提供しているのはhonestbee(オネストビー、東京・江東)。スタートは昨年7月だが、オンラインに販路を持った結果、すでに売上高を伸びているケースがあるようだ。

近くの店から商品配達

「買物代行コンシェルジュサービス」は、小売店や飲食店での買い物をオネストビーのスタッフが代行するサービスだ。

利用者はまず、スマートフォンなどから近くの対象店舗を検索。店名をクリックすると、店で扱う商品が表示される。欲しい商品を選択し、オンライン決済すれば、小売店なら最短1時間、レストランなら最短20分で購入した商品や料理が届く。

買い物を代行するスタッフは消費者目線でそれぞれの商品を選ぶよう教育されている。小売店で買い物するスタッフ「買物代行コンシェルジュ」は、野菜なら鮮度、牛乳なら賞味期限の長さを見て商品を選ぶ。品切れであれば、利用者に連絡して代替品を提案する。

【POINT・ポイント】

手軽にEコマースを

店側から見れば、「買物代行コンシェルジュサービス」の対象になれば、店がオンラインチャネルを持つようなものだ。

通常、店がEコマースのためのシステムを構築しようとすると、Webサイトやアプリの開発から物流の整備まで、多大な投資が必要になる。

オネストビーはそれらのインフラをすでに持っているため、対象店舗は新たに投資しなくても、オネストビーのインフラを借りる形で、Eコマースでの販売を始められる。

【AIM・狙い】

物流を効率的に整備

店舗におけるEコマースの導入ハードルを下げること。「ほとんどの店はオンライン販売とデリバリーについて専門外。Eコマースに挑戦したい店の物流をまとめ、効率的に整備するのが当社の役目」(オネストビーのチュア・ゼンロン氏)

店はデジタルに販路を広げることができ、「中には店舗売上高が2割増えた事例もある」(ゼンロン氏) …

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