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「買う」5秒前2

一見、ネガティブなネーミングに弱いワタシ

草場 滋

ローソンの「悪魔のおにぎり」は、そのネーミングのインパクトと、その奥に潜む"ホンネ"を餌に、お客を引き寄せる。

イラスト:高田真弓

先日、小腹が空いたので、コンビニエンスストアのローソンに立ち寄った時の話である。

総菜のコーナーに行くと、何やら奇妙な名前のおにぎりが並んでいる。パッケージには「悪魔のおにぎり」と。悪魔に扮したタヌキ(?)のイラストと、「やみつき注意!」「悪魔的なうまさ」のサブコピーも目を引く。なんだかよく分からないが、吸い寄せられるように手に取り、買ってしまった。

家に帰って、パッケージをよく見ると「天かす・青のり・天つゆ入り混ぜご飯」とある。食べてみると、普通に美味い。やみつきになるかはともかく、ちょっとクセになる味だ。そんな「悪魔のおにぎり」が、ローソンのおにぎり部門の売り上げで20年間不動の1位だった「シーチキンマヨネーズ」を単日ベースで抜いて、トップに立ったと報じられたのは、それから間もなくのことである。

それにしても──なぜ、あの日、僕は中身がよく分からないまま、そのおにぎりを購入したのか。考えられるのは、ネーミングのインパクトだ。一見、ネガティブに映るが、美味いものほど食べ過ぎると体に良くないことを、僕らは経験から学んでいる …

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