米国・ニューヨーク州はマンハッタンにオープンした、日本発の理容室、その名も「THE BARBER SOHO NEW YORK」。いまニューヨークでは何が起きているのか、日本の何がウケるのか。「THE BARBER」ゼネラルマネージャーの永井正道氏が、ニューヨークの日常を切り取る。
This month's Topics
About the razor
THE BARBERオリジナルカミソリでスキンケア
マンハッタンでは、空前のヒゲブーム。40歳代以下の男性を中心にBARBER(理容店)に通い、さまざまなヒゲのデザインを楽しんでいる。
そんなヒゲのお手入れに不可欠なのが「シェービング(顔剃り)」。このシェービング業務を行うことが許されているのは、日本では理容師の国家資格を持っている者のみ。ここニューヨークでも同様で、「バーバーライセンス試験」に合格した者しか業務につくことができない。
日本の理容店と同じように、ニューヨークの理容店でも一枚刃(ストレートレザー)を用いる顔剃りが一般的だが、「THE BARBER」では、肌へのダメージを軽減するため、オリジナルの2枚刃と3枚刃のカミソリを開発した。お客さまのスキンケアに配慮しながら、眉毛やヒゲを思うようにデザインできる。また、シェービングはイオンミストを使用し、水分で肌を包み込みながら行う …
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