すっかりなじみ深い言葉になったバーチャルリアリティ。エンタメだけでなくビジネス分野へも浸透しつつあります。
今月のテーマは
「バーチャルリアリティ」
市場規模が拡大 注目高まるVRとAR
ヘッドマウントディスプレイの小型化や、スマートフォンの高性能化などの技術革新によって「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」の注目度が高まっています。
「VR」はヘッドマウントディスプレイといったデバイスを用いることで、仮想空間に没入できるため、ゲームなどエンターテインメント分野ですでに本格活用されています。現在は産業やセールスプロモーションの分野にも広がりつつあります。
一方で、スマホやスマートグラスなどの新たなデバイスの登場により「AR」も急成長すると予測されます。現実世界に情報を付け加える「AR」は、産業などの専門的な領域だけでなく、日常生活で手軽で便利に使えるツールとして、幅広い分野に応用されるでしょう。
精度高い3DCGをデータから制作
DNPは、1990年代から立体映像による「VR」や、CGとインタラクティブ技術を用いたコンテンツやシステムをつくってきました。それらは美術品のアーカイブや展示、商業面では自動車のカタログやWebなど、さまざまな分野で活用されています …