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SEOは、より良い検索体験の追求へ

Faber Company

宣伝会議は8月28日、29日の両日、ことしで10回めとなる「宣伝会議プロモーションフォーラム」を開催した。テーマは「テクノロジーとクリエイティビティで販促を再定義する」。全42講演の中から、6講演をピックアップしてお届け。



インターネット上に溢れる膨大な量のコンテンツの中から自社に目を留めてもらおうと、SEO対策に取り組む企業は多い。SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、「検索エンジン最適化」のため検索キーワードを多く含んだテキストを入れることなどが一般的だ。

しかしFaber Companyの月岡克博氏は、「今後は検索エンジンを見ているだけではいけない。SEOをSearch Ex-perience Optimizationと再解釈し、ユーザーの検索体験の向上を追求するべきだ」と話す。

背景には、検索エンジンがユーザーの検索意図を推測する能力の向上がある。「私たちもユーザーがなぜそれを知りたいのか、しっかりと把握したうえでコンテンツをつくらなければ、検索には応えられない」(月岡氏)

月岡氏によるとより良い検索体験を提供するためのポイントは3つ。「検索意図の把握」「ユーザーの情報満足度」「集客後のゴール設計」だ。

「検索意図の把握」は、検索候補ワードや検索の上位表示サイト、Q&Aサイトといったものから情報を取得することで可能。

「ユーザーの情報満足度」は、コンテンツのスクロール率や読了率を分析し、より読まれるコンテンツに改善すること。「集客後のゴール設計」とは、すぐに目標を達成することを期待せず、メルマガ登録やサンプル配布などのライトなコンバージョンポイントや中間KPIを設定することで、最終的なコンバージョンにつなげていくことだ。ユーザーの検索体験の向上のために何をすべきか。今一度、SEO見直す必要があるだろう。


Faber Company
エグゼクティブ・マーケティング・ディレクター
月岡克博氏

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