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【調査結果】
2018年 SAP消費者動向調査レポート(アジア太平洋地域)から抜粋
デジタルコマース向けのソフトウェアを開発するSAP Customer Experienceはことし1月、世界2万人(うち8000人はオーストラリア、シンガポール、タイ、インド、日本、韓国、香港、中国の計8カ国から成るアジア太平洋地域の消費者)を対象に、オンラインショッピングに関する調査を実施した。ここではそのうち、日本の消費者1000人を対象とした調査報告を抜粋して掲載する。
- 実施者:YouGov
- 対 象:日本の消費者1000人(年齢・性別などの制約なし)
- 期 間:2018年1月
- 調査方法:オンライン調査リンクを電子メールで送信
DATA 01 ファッションでの利用が多数 金融商品では出遅れか
日本の消費者がオンラインで購入するものの第1位は衣服、アクセサリーや靴を含む「ファッション」。調査を行ったアジア太平洋地域全体でもファッション用品を購入するための利用が最多で、76%。2位の「食料雑貨品、消費財」分野は、中国(80%)、韓国(79%)、日本(70%)での利用が特に多く、その他のアジア太平洋地域の5カ国の平均52.2%を大きく引き離す。また日本の金融商品での利用率が14%なのに対し、他7カ国の平均は34.6%。オンライン保険・金融ローン分野では水をあけられた格好。
DATA 02 簡単な返品・交換のニーズ カートの放棄頻度は低い
日本のオンライン消費者の要望で多いのは、「簡単な交換、返品手続き」(40%)だ …
あと54%