プロモーション手法として、すっかり浸透したポップアップストア。商品のトライアルや顧客の拡大、消費者と直接つながる場として、ネットでの話題化の火付け役として、など、多様な目的で活用されています。飲食物や雑貨、スキンケア用品など、ことし実施されたポップアップストア事例を6回にわたって紹介します。
1.Q'SAI Kale Cafe 表参道
キューサイ

無料のオリジナルドリンクでターゲットにリーチ
キューサイは粉末タイプの青汁「Kale de Kale Fiber」のポップアップストアを昨年に続き、オープン。商品を生かした4種類のオリジナルドリンクメニューを無料で提供した。ターゲットは30歳代を中心とした情報感度の高い女性の新規ユーザー。実施の背景には、この世代の女性から青汁に親しみがない、などの声があがっていたことがある(キューサイが2016年に行ったアンケートの結果)。
そこで、「Kale Party」というコンセプトを掲げ、新たなキューサイの青汁のイメージを訴求する期間限定店のオープンに至った。青汁の原料であるケールについて知ってもらうべく、口頭で豆知識を伝えたり、栄養素について記載したランチョンマットを設置するなどした …
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