婦人服や紳士服を製造・販売するドゥクラッセは6月22日、新宿にブランド「DoCLASSE（ドゥクラッセ）」の新店舗をオープンした。待ち合わせの「メッカ」新宿アルタは、今度は40歳代以降の人々が集う場所となるか。
ドゥクラッセは6月22日、商業ビル「新宿アルタ」のリニューアルに伴い、婦人服・紳士服ブランド「DoCLASSE（ドゥクラッセ）」の新店舗をオープンした。同店舗では、グループ企業で婦人靴ブランドの「fitfit（フィットフィット）」の商品も扱う。両ブランドのメインターゲットは40歳代〜50歳代。
「DoCLASSE 新宿アルタ店」は、同ブランドの店舗の中で最大の面積で、約552平方メートル（約167坪）に及ぶ。店頭での取り扱い点数は延べ210点で、ブランドのカタログ掲載分のほぼ全商品を購入できる。
ターゲット別に入り口を2つ用意しており、新宿駅側から入るとレディースコーナー、「fitfit」と売り場が続く。ビル裏側の入り口からはメンズコーナー、レディースコーナーといった順になる。目的の売り場にすぐたどり着けるようにしたことで、商品を手に取りやすくした。
ドゥクラッセの岡田峰昌COOは「ブランドのフィロソフィーから空間におけるテーマを抽出し、"ときめき"や"驚き"といったエッセンスを空間に落としこんだ。たとえば常に店内の表情が違って見えるように、『風』をイメージした可動式のブラインドを設置している。店舗中央に6体並べられたマネキンのスタイリングも定期的に変え、クリエイティブにも力を入れたい」と話す。メンズコーナー横には無料ドリンクを提供する休憩スペースも用意した。
ドゥクラッセの林恵子社長は「新宿は、50歳代の人たちにとって、20歳代のころ『イケてた』場所。そのくらいの世代の方々が子育てを終え、第二の青春を楽しめる場所になれば。合言葉はあのころと同じ、『アルタ前で待ち合わせ』。服の力で日本中の40歳代～50歳代がもっと元気になってほしい」と意気込みを語った …
