日本マクドナルド(東京・新宿)は7月20日、セット商品「ハッピーセット」の付属品として、従来のおもちゃに加え、絵本と図鑑も選択肢に加わる新プログラム「ほんのハッピーセット」を全国のマクドナルド店舗で開始した。絵本と図鑑はそれぞれ2、3カ月ごとに、次のシリーズへと切り替わる。
第1弾では、絵本作家の新井洋行氏による描き下ろし絵本「きもちのかたち」と、「小学館の図鑑NEO」をもとに構成したミニ図鑑「ネコのなかま」を提供する。
「(子どもを)図書館に連れていく時間がとれない」「いろいろな本がありすぎて、どの本を選べばよいかわからない」といった保護者のニーズを汲み取ったものだという。
マクドナルドではグローバル全体で子どもの教育をテーマとした取り組みを実施している。海外においては2001年からフランス・ドイツ・ニュージーランドなどで本のプログラムが開始され、これまで3億7000冊以上を配布してきた。日本においては、2018年度は「おもちゃのリサイクルプログラム」や、職業体験プログラム「マックアドベンチャー」を実施。「ほんのハッピーセット」は第3弾にあたる。