![](https://mag.sendenkaigi.com/hansoku/201809/images/029b_01.jpg)
日本酒の飲み比べ専門店「KURAND SAKE MARKET」を運営するリカー・イノベーションは7月17日、日本全国各地の酒造と提携し、日本酒を中心としたオリジナル商品を開発・販売するEコマースサービスを開始した。
これまで同社は、日本各地の酒蔵と約50種類のオリジナル商品を開発。居酒屋をはじめとした直営店28店舗・フランチャイズ2店舗での販売、飲食店約200店舗への卸売りを展開してきたが、ネットでの直販にも乗り出した。
リカー・イノベーションは、販売とマーケティングに特化し、製造は全国各地の酒蔵の遊休資産を活用、共同で商品開発を行う日本酒の製造・小売事業の確立を目指している。
また、同社には酒蔵の出身であったり、日本酒の杜氏経験を持っていたりするスタッフが数人所属している。酒米作りから製造現場まで入り、新たな日本酒の開発を目的とした研究と試験醸造も一部の酒蔵で始めているという。
今後は、直営店と取扱飲食店を増やしながら、Eコマースサービスと実店舗との連携を図る。プロデュースした商品の海外販売も強化する。