ハースト婦人画報社は6月21日、アマゾンのスマートスピーカー「Amazon Alexa(アレクサ)」に、音声コンテンツ「婦人画報の京都の音」の提供を始めた。音声コンテンツの提供は同社で初めて。
「婦人画報の京都の音」は、京都取材を重ねてきた知見をもとに、雑誌『婦人画報』が選んだ京都の音を配信する。「Amazon Alexa」の利用者が、同スマートスピーカーに「アレクサ、京都の音を開いて」と話しかけると起動する。京都の各所で聞こえる音色が楽しめるという。流れる音は、清水寺の早朝の鐘の音や、茶屋の三味線や舞いの音、嵯峨野の竹林の風の音、寺の水琴窟の音など。
また「婦人画報の京都の音」はAmazon Echoシリーズを含む、「Alexa」搭載端末すべてに対応する。7月末から順次出荷予定のディスプレー付きスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」では、音声コンテンツとともに京都の風情が感じさせる画像や動画も同時に配信する。
「今回の取り組みは、高級感と癒しを両立させた『婦人画報』ならではのコンテンツ。今後も音声メディアにおける可能性を一層広げ、高品質なコンテンツを提供していきたい」(『婦人画報』の富川匡子・編集長)