先ごろ、SNSなどで話題になったWEBサービスの「note」の記事がある。それは、男性の筆者が大学時代にアルバイトをしたアパレル店での出来事を綴ったもの。そこに書かれた"ある接客術"に、多くの読者が共感したのである。それは、こんな内容だった。
そのアパレル店はメンズ、ウィメンズ両方の品を扱っており、筆者は、普段はメンズの売り場を担当していたが、ある日、セール前の準備で人手が足りず、急きょウィメンズの売り場を任された。とはいえ、セール前でお客は少なく、無難にやり過ごそうとしたところ、女子中学生と母親の親子連れの客が来店する。
ここで小さな奇跡が起きる。なんと試着した7着全てを購入したのだ。閉店後、筆者は店長から褒められ、それを機にレディスの売り場も任されることになった …
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