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【小売業】
日本のトップはイオンで12位 「世界の小売業ランキング2018」
デロイトトーマツコンサルティングが5月7日発表した「世界の小売業ランキング2018」で、日本企業の最上位は12位のイオンだった。トップ250位以内に入った日本企業は32社で、前回の30社から2社増加した。
総合1位はウォルマートで20年以上連続。前回の調査・集計で、初めてトップ10入りを果たしたアマゾンは、今回は順位を4つ上げ、6位となった。
上位250社の小売売上高の合計は4兆4100億ドル(約488兆円)で、その平均は176億ドル(約1兆9500億円)だった。2011年度~2016年度の小売売上高の年平均成長率は4.8%、平均純利益率は3.2%となった。デロイトトーマツコンサルティングによる「世界の小売業ランキング2018」は、2016年度(2017年6月を期末とする事業年度)の公表データに基づき、世界の小売企業から上位250社を選び、分析している。
レポートでは、「消費者からすれば、買い物をする際にネットか実店舗か、どのチャネルを使うかは重要ではない。そのことに世界の小売企業は急速に適応しつつある」と指摘する。
世界の小売売上高の90%は現在でも実店舗経由だが、デロイトトーマツの調べでは、2016年時点で、デジタル要素が関与した買い物の売上高は、実店舗における売上高の56%を占めていた。この数値は2013年では36%だった …
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