東急電鉄と、アウトドア用品スノーピーク傘下で、研修事業などを手がけるスノーピークビジネスソリューションズは6月から、複合施設「渋谷キャスト」(東京・渋谷)で、「キャンピング・オフィス」サービスの法人提供を始める。8月には一般募集を開始する。
「渋谷キャスト」の広場に、「キャンプ用テントによる屋外オフィス」を設置。「非日常的な仕事環境によって、新たなアイデア、ビジネスを生み出すことを促す」としている。
「キャンピング・オフィス」では、大小2種類のテントや机、イスなどを活用でき、最大12人で利用できる。大テントは8人~12人向けで、広さは約24平方メートル、小テントは2人~8人向けで約16平方メートル。
参加・体験型の講習会や、自由にアイデアを出し合う会議などで集まる場所として想定している。
スノーピークビジネスソリューションズが実施した体験イベント参加者のアンケート調査では、「組織の人間関係を良くし、生産性を高める効果」が見込まれることがわかっているという。同社は、「渋谷キャスト」を手始めに、都心部での「キャンピング・オフィス」の提供を進める。