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グリー、VTuber事業に参入ほか4月のトピックス(01)

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グリー、バーチャルYouTuber事業に参入 市場拡大に100億円規模を投資

グリーは4月5日、「バーチャルYouTuber」市場に参入すると発表した。ライブエンターテイメント事業を担う100%子会社のライト・フライヤー・ライブ・エンターテイメント(Wright Flyer Live Entertainment)を設立し、グリーの荒木英士・取締役上級執行役員が、同社の社長に就任した。

「バーチャルYouTuber」とは、声優やタレント、一般クリエイターなどが、モーションキャプチャー技術を活用して3次元CGキャラクターを演じ、YouTubeで動画を配信する人を指す。2018年1月のYouTuberのチャンネル登録者数ランキングでは、上位10人のうち半数をバーチャルYouTuberが占めており、国内外で人気を博している。チャンネル登録者数が150万人を超え、実物のタレントを超える支持を集めるバーチャルYouTuberもいる。

グリーは、バーチャルYouTuber市場への参入第一弾として、3DCGキャラの外見で動画配信する声優やタレントを発掘、育成、マネジメントし、動画番組を企画制作するプロダクション事業をスタートさせる。今後1~2年間で約100億円を事業・コンテンツに投資し、国内外での展開を目指す。

キャラクタービジネスのベースとなるアニメ市場は、2016年に初めて2兆円台を突破し、動画配信サービスのグローバル拡大などを通じて、急速に海外市場の売り上げが伸びている。スマートフォンを媒体に動画やライブ配信の視聴者も増えており、グリーは「バーチャルYouTuberのような、アニメキャラクターによる動画配信は市場が拡大する。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)の普及も後押しとなる」と見込む。

4月17日には第二弾の事業として、国内を中心に、バーチャルYouTuberに関連するクリエイターや新興企業を支援する投資プロジェクト「VTuberファンド」を開始した。投資総額は約40億円。第一号案件として、米Omnipresence(ニューヨーク市)への投資を発表。Omnipresenceは17年3月の創業で、スマートフォンなどのカメラを通じ、3Dアバターを用いてライブ配信できる「Facemoji(フェイス文字)」を開発している …

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