「カラオケ JOYSOUND」を展開するエクシングは4月21日、ジェットスター・ジャパンとのコラボレーションで、「飛行機カラオケ」の配信を開始した。
空港やジェットスター・ジャパンのエアバス A320型機で撮り下ろした現役スタッフの働く姿をカラオケ映像化。
グランドスタッフによる搭乗開始の案内や、キャビンクルーによる搭乗時のあいさつ、非常用設備や到着の案内、パイロットによる離陸操作や巡航中のあいさつ、着陸操作の全7種類のシーンを揃えた。
現役スタッフのお手本動画も視聴でき、航空業界で働いているような気分が味わえる。ふだんは目にすることのない、コックピットでの機長と副操縦士のかけ合いも公開する。
JOYSOUNDでは2016年から、京浜急行電鉄をはじめとした鉄道カラオケも注目されている。現在は、ほかに東武鉄道(東武東上線)、東京メトロ(丸ノ内線)、南海電鉄、西武鉄道の、あわせて5路線に対応。また、昨年7月には、「JOYSOUND品川港南口」に「京急電鉄カラオケルーム」をオープンした。
京急の監修を受け、「鉄道カラオケ」をよりリアルに体感してもらおうと企画したもの。2部屋あり、「リアル運転士・車掌体感ルーム」は、正面に液晶を挟んで左右の壁面に車窓からの風景を投影し、ソファの代わりに対面のロングシートを設置した。運転台や実物の車掌マイクとスピーカーを採用した車掌ステージがあり、乗務員気分を体験できる。
もう一部屋の「KEIKYU車内体感ルーム」には、車掌マイクとスピーカーに加え、クロスシートを設置。網棚や吊り革も取り付け、電車内にいる気分が味わえる。
乗務員になりきれるオリジナルコスプレグッズを貸し出したり、それぞれの部屋に「車掌非常スイッチ」や「連絡ブザー」をはじめとした車両備品も展示している。
あこがれの存在になりきれるカラオケは今後も増えそうだ。