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「体験」が実店舗を進化させる

小さな子ども連れでも気がねなく利用できる店

スターバックスコーヒー目黒セントラルスクエア店

かつて日産自動車のカルロス・ゴーン社長は「企業の強さは多様性の中に眠る」と述べた。企業にかぎらず、どのような場所でも、多様性はポテンシャルとなりそうだ。しかしそのままでは不十分。その力を発揮させる工夫をしなければならない。誰にとっても過ごしやすい空間づくりは、その店の力を最大限に引き出す。

キッズスペース。人工芝が敷かれており、体勢を崩してもケガしにくいようになっている。絵本の読み聞かせも行う。

キッズスペースに上がるときは、靴を脱いで

スタッフによる絵本の読み聞かせも

スターバックスコーヒージャパンがことし1月26日にオープンした「スターバックスコーヒー目黒セントラルスクエア店」(東京・目黒)は、小さな子ども連れの来店客などに配慮した店舗づくりをしている。

まず目につくのは大きく場所を割いた「キッズスペース」だ。人工芝が敷かれており、ここでは、スタッフによる絵本の読み聞かせを行う …

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