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進化を遂げる渋谷

これからも渋谷は若者の街であり続ける

創業以来、渋谷を中心とするエリアに拠点を置いてきたサイバーエージェント。20年間率いてきた藤田晋社長はなぜ渋谷を選んだのか。また、近年の渋谷の変化をどう見ているのか。

サイバーエージェント 代表取締役社長 藤田 晋(ふじた・すすむ)氏
1973年福井県生まれ。青山学院大学卒。インテリジェンス勤務を経て1998年サイバーエージェントを設立、代表取締役社長に就任。2000年3月東証マザーズに株式上場(現在は東証1部)。現在は2016年に開局したインターネットテレビ局「AbemaTV」に注力する。

渋谷にオフィスを置くことは人材採用にも有利

サイバーエージェントは1998年の会社設立以来、ずっと渋谷を中心としたエリアで事業を展開しています。私自身、青山学院大学に通っていたので、渋谷はなじみ深い街でもあります。起業を考えたときからオフィスは渋谷を中心にすると決めていて、ほかのエリアにするという選択肢はありませんでした。若い人材を採用するためにも、渋谷は魅力的だと考えていました。

渋谷の特徴は「若者のホームタウン」だということ。これほど常に若者が集まり、若者カルチャーの中心にある地域はありません。新橋はサラリーマンの街であり、新宿や池袋は渋谷と比べると年齢層が高いイメージがあります。常に若者が中心にいるということは、私たちの事業にとっても大事なことです。提供するほとんどのサービスのターゲットは若年層だからです。

テレビ朝日と合同で立ち上げた「AbemaTV」もテレビを見なくなった若者向けのサービスです。こうしたモノやコトを生み出すためにも、若者が集まる場所に身を置くことは大きいものがあります。

私が社会人として働くようになった1990年代、西新宿周辺はオフィスビルが立ち並び、街も、そこで働いている人もなんとなく自信に満ちあふれているように見えました。今は都内にも新しく開発されたオフィス街が増え、街の勢いはそちらに移っていったように感じます。それに比べ、渋谷の街は再開発など行政や企業の動きとは関係なく、常に若者が集まっているので勢いが衰えることがありません。そんな生きた街にいることは、私たちにとって重要なことです。

ネットが普及してもオフィスの場所は重要

かつて、渋谷にIT関連のベンチャー企業が集積していたことから「ビットバレー」と呼ばれていました。その後、他の地域に移転するケースもありましたが、グーグルのように戻ってくることを発表した企業や、逆に他の街から移転してきたりする企業もあり、最近は再び当時の雰囲気を取り戻す気配も感じています …

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