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販促会議 企画コンペティション

より真に迫る企画立案に 販促コンペ協賛課題の誌上オリエン(01)

全30点の課題が公開された「第10回販促会議企画コンペティション」(販促コンペ)で、協賛企業各社が、それぞれの課題の目的や、くわしい背景、ターゲット像に加え、望ましい企画イメージや予算感などを解説した。企画立案時にぜひ役立てていただきたい。


NO.1 <アイ・トピア>
地域に密着した「地域一番のメガネ店になる」ための企画


Q.目的は?
「目やメガネのことで困ったら、とりあえずメガネストアーへ相談しよう」という方を増やすこと。お客さまから見て、当店と競合店の同質化が進み、価格以外での差別化が急務です。当社のコンセプトのひとつは地域密着。具体的かつ顧客目線での企画を募集します。

Q.ターゲットは?
眼のことで困り始める、40歳代以降の男女。中でも「メガネを買うなら、自分に合ったものをきちんと選びたい」と考えている方々がメインです。具体的には、(1)顧客全体で半数以上となる60歳代以降、(2)今後獲得したい40歳代後半~50歳代のふたつの世代を想定しています。

Q.訴求ポイントは?
特長は、スタッフの接客、知識、技術レベルの高さと、400種類を超えるレンズです。社員比率が90%以上で、社内研修をしっかり受けた社員が豊富なレンズから、お客さま一人ひとりに最適な1本をご提案できます。

Q.望ましい企画は?
できるだけWebやソーシャルメディアだけで完結せず、店舗での体験へつながるもの。チャネルはとくに限定しませんが、Eコマースサイトは現在運営しておりません。想定予算は、~1000万円です。

(アイ・トピア マーケティング部部長 南雲カツアキ氏)


NO.2 <青山商事>
未利用の20代~30代のビジネスマンが、THE SUIT COMPANYを利用したくなる企画


Q.目的は?
本来、顧客構成比で最も多くなるべき、20歳代から30歳代のビジネスマンの減少が著しく、この層を獲得すること、今後の売り上げ創出が目的です。

Q.ターゲットは?
メインとなるターゲットは25歳から29歳の若いビジネスマンです。彼らは、ネットでの情報収集が主で、ブランドなどよりもコストパフォーマンスを重視しています。市場は競合店が多く、飽和状態で、他社との差別化がむずかしい状況。またアマゾンなど、Eコマースの台頭、ビジネスウエアの軽装化が叫ばれています。

Q.訴求ポイントは?
「THE SUIT COMPANY」は、世界トップクラスのスーツ販売数を誇る青山商事の、メンズウエアトータルショップです。「ハイファッション・ハイクオリティな商品を、最高の立地でリーズナブルな価格で提供すること。」がコンセプト。スタイリッシュな空間デザインで統一した店舗と、「売り場」から「買い場」への発想を転換し、「ヘルプ」という接客スタイルの採用で、これまでの紳士服売り場のイメージを一新させました。

Q.望ましい企画は?
店頭がメインではありますが、ECサイトでの購買にもつながる企画で、時代の流れに沿った提案をお願いします。予算目安は100万円~700万円。

(青山商事 TSC 営業部 課長代理 神尾博和氏)


NO.3 <アサヒビール>
飲食店さまで、生ビールをもっと飲みたくなるアイデア


Q.目的は?
飲食店さまでの「飲む機会」が増え、「生ビール」をワイワイと楽しんでいただくシーンを増やすことです。

Q.ターゲットは?
飲食店さまでの注文はサワー類、ハイボール、カクテル類などへ一部シフトしているようです。一方、消費者調査などでは生ビールの飲用意向はまだまだ高いため、飲まない方が増えたというより、一人当りの飲む機会と飲む杯数の減少が要因として大きいのではと考えています。

Q.訴求ポイントは?
楽しい気分になるため、食事をよりおいしく楽しむため、気分転換のため、リラックスするため、コミュニケーションを深めるため…など、飲食店さまで生ビールを飲む目的や価値は多様です。これらの価値をさらに高め、「生ビールで乾杯したい」「もっと生ビールが飲みたい」と思っていただけるような企画をお待ちしています。

Q.望ましい企画は?
手法は、デジタル、アナログを問いません。アサヒグループは、酒文化の健全な発展を目指すとともに、アルコール飲料の特性を認識し、適正飲酒の推進に組織的かつ継続的に取り組んでいます。飲酒運転、未成年者飲酒、妊産婦飲酒、イッキ飲みなど不適切な飲酒を助長しないようご配慮いただければ幸いです。

(アサヒビール 業務用統括本部 西門紀昌氏)


NO.4 <アサヒビール>
本格芋焼酎「金黒」を、30~50代男性に知ってもらい、飲んでもらえるための企画


Q.目的は?
焼酎ユーザーに対し、2017年4月に発売した「本格芋焼酎 金黒」の認知度を高めることが目的です。焼酎は保守的な飲用者が多く、まず認知を得なければ、購買につながりにくいためです。いま焼酎を飲んでいる人に加え、これから飲む人をどのように獲得するかが課題となっています。

Q.ターゲットは?
芋焼酎市場は横ばいで、メインユーザーは男性40歳代~60歳代です。エントリー層となるのは30歳代。焼酎は、飲食店での飲用をきっかけとして、家庭でも飲み始める方が多いです。

Q.訴求ポイントは?
「金黒」は、芋焼酎の中でも、味に高い評価をいただいています。独自製法である「芋とろ火焚き贅沢蒸溜」により、「とろりとしたコク、透き通る後味」で、芋らしいコクがありながら、すっきりと飲み飽きない味わいを実現しました。高級感があり、洗練されたデザインも好評です。

Q.望ましい企画は?
大規模なマスメディアでの展開は不可です。認知拡大策であれば対象チャネルは限定しません。予算は1000万円程度が望ましいですが、ひとまずは予算は問いません。

(アサヒビール マーケティング本部マーケティング第二部 川井琢郎氏)


NO.5 <アスカネット>
写真をSNSでしか楽しまない方が初めてフォトブックを作ろうと思うアイデア


Q.目的は?
「マイブック」の作成で得られる感動を、より多くの人に体験していただくことです。一度体験すると、2回め以降の継続率は高いので、何よりも初回利用者を増やしたいです。

Q.ターゲットは?
子どもや旅先、日常の写真をたくさん撮影しているのに、ソーシャルメディアへの投稿のみで満足してしまっている方や、子育て中の方など、「あの時プリントしておけば良かった」と後悔しそうなすべての方がターゲットです。

Q.訴求ポイントは?
「マイブック」は、お客さま自身の思い出の写真で、オリジナルのフォトブックを作成できるサービスです。編集ソフトを用いて自由にデザインできます。テンプレートや素材も多数用意しています。2000年のサービス開始から17年間、たくさんのお客さまの声をいただきました。その声をマイブックのサービスや商品に生かし、1冊1冊心を込めて制作をしております。

Q.望ましい企画は?
「マイブック」は、実店舗のないネットサービスです。現状のサービスの仕組みを大きく変えることなく実現できることが望ましいですが、自由で斬新な企画を求めております。

(アスカネット フォトパブリッシング事業部 コンシューマ営業グループ 松尾将平氏)


NO.6 <池田模範堂>
発売50周年!液体ムヒSが脚光を浴びるアイデア


Q.目的は?
虫さされ薬のロングセラー商品「液体ムヒS」。発売50周年をきっかけに、液体ムヒSが脚光を浴びる、新しくて面白い、そしてお客さまが選びたくなるようなアイデアで、斬新なニュースを作り出せる企画を期待しています。

Q.ターゲットは?
虫さされ薬市場は近年、安定した売り上げとなっており、その中で液体ムヒSはナンバー1シェアを獲得し、市場をけん引し続けています。主要ターゲットは、ドラッグストアによく足を運ぶ20歳代~50歳代の女性ですが、性別や世代を超えた幅広い層をターゲットにしたいと考えています。

Q.訴求ポイントは?
「液体ムヒS」は、かゆみにすばやく浸透、はれ・赤みにしっかり効き、また塗った瞬間スーッとした清涼感とサラッとした使用感を持ちます。虫さされ薬の代名詞とも言える商品で、認知度は非常に高く、一家に一本、家庭の常備薬のような存在です。夏のお出かけやアウトドアシーンのマストアイテムとして、家族で愛用しているといった声が多く寄せられています。

Q.望ましい企画は?
医薬品のため薬機法の制限がありますが、いままでの枠組みにとらわれない斬新なアイデアをお願いします。なお、自社Eコマースサイトなどでは販売していません。

(池田模範堂 市場開発室 殿原太一氏)

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